相続とは~被相続人と相続人~

相続とは、誰かが亡くなった際に、その人の配偶者や子供などに対して、遺産が受け継がれることです。
この時、亡くなった人のことを「被相続人」、遺産を受け取る側を「相続人」と呼びます。

誰が相続人となるかは民法によって決められており、被相続人に近い存在の人から順に相続人とされます。

 

老人

 

まず、被相続人に配偶者がいる場合は必ず相続人になります。
ただし、入籍していることが条件となるため、内縁の妻などは相続人にはなれません。
そして、子がいる場合は子、子がいなければ親、親がいなければ兄弟姉妹の順で、配偶者とともに相続人となります。

 

 

このように相続人になるには優先順位があるのです。
つまり、被相続人に子供がいる場合は、親や兄弟姉妹は相続人にはなれません。

なお、非嫡出子(婚外子)も嫡出子と同等の権利が与えられており、養子は実子と同じ扱いになります。

 

相続される遺産には貯金、不動産などのプラスの遺産だけではなく、借金などのマイナスの遺産も含まれます。
そして、プラスになるものだけを相続する、という選択を行うことはできません。
そのため遺産の内容をすべて記載した財産目録を作成し、遺産をどのように扱うかを決めることになります。

 

 

遺産相続の方法には、3種類あります。
すべての遺産を相続する単純承認、マイナスの遺産をプラスの遺産で弁済した結果プラスになれば相続をする限定承認、遺産放棄の3つです。
また、相続人が複数いる場合には、相続人全員で話し合いをして遺産分割をする必要があります。

 

 

なお、相続は被相続人が亡くなった時点から開始されますが、死亡だけでなく、失踪後7年が経過して失踪宣告を受けた場合や、災害などによる認定死亡の場合も含まれます。

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